〒206-0812 東京都稲城市矢野口2290-3
  • 特大
  • 大
  • 標準

病気のおはなし

これからの季節は熱中症・熱射病に要注意です!!

熱中症に要注意です

5月を過ぎると日中の気温もずいぶんと高くなり熱中症や熱射病を起こしやすくなります。イヌやネコはヒトと違って汗をかけないため体の熱は呼吸で体外に排出しています。
しかし、周りの気温が高いと一生懸命、呼吸で熱を排出しようとしても体温が下がらず熱中症になりひどい場合は命を落としてしまうこともあります。大切なペットに苦しい思いをさせないためにも以下の事に十分注意してください。

直射日光のあたる場所は避けましょう

犬小屋やペットの生活する場所は直射日光の当たらない風通しの良い建物の陰や室内に置きましょう。

気温の高い日中の散歩は控えましょう

気温の高い日中の散歩は控え、明け方や日が落ちてから散歩するようにしましょう。昼間のアスファルトはやけどしそうなほど熱くなる場合があります。実際、肉球をやけどする犬もいます。また、犬が歩く地上から30cmぐらいは反射熱で人間が感じる以上の温度になっています。散歩に行く前に素手で日の当たっているアスファルトを触り、犬に無理のない温度か確認する癖をつけましょう。

たとえ2-3分でも車の中に放置してはいけません

夏の車の中はあっという間に気温が上がります。窓を少し開けていてもそれは同じです。またクーラーをつけたまま車の中に犬を置いている方がいますが何かのきっかけで犬がクーラーを切ってしまったり、ゲージの中に入れていても直射日光が当たっているとその中が異常な暑さになることがありますので犬だけを車に残すのは絶対に止めましょう。

夏にペットを室内に置いて外出する際は必ずクーラーをつけましょう

日中の締め切った室内は気温があがり湿度も高くなります。かわいいペットのために必ずクーラーをつけましょう。

暑い日の無理な運動や興奮に注意しましょう

暑い日の運動は熱中症や日射病を引き起こします。また興奮しやすい子は安静にしていても熱射病になることがありますので常に気温に注意しましょう。

自分自身が夏の閉め切った部屋にクーラーをつけずにいたら・・・、焼けたアスファルトの上を裸足で歩いたら・・・、直射日光の下で過ごしていたら・・・いったいどうなるか想像力を働かせてみるとペットの気持ちがわかるような気がしませんか?毎年熱射病で多くのペットが命を落としています。家族みんなで注意しましょう。

 

>>病気のおはなし一覧へ

  • ホーム
  • 動物病院紹介&診療時間・地図
  • 診療案内
  • ペットホテル・トリミング
  • 初診受付サービス
  • 病気のお話
  • トリミングブログ
  • スタッフのひとりごと